昨日(8月9日)行われた阪神対ヤクルトの試合に
9回に登板し無失点に抑えたことで
NPB連続無失点イニング記録で
藤川監督に並びトップタイとなった
阪神タイガース背番号69の石井大智投手。
今シーズンは4月4日のジャイアンツ戦の
1失点以外点を失っていません。
そんな石井選手の経歴をまとめます。
石井大智はNPB唯一の高専卒業選手
プロフィール
石井大智基本情報
名前：石井 大智(いしい だいち)
生年月日：1997年7月29日 28歳
出身地：秋田県秋田市
身長/体重：175cm/80kg
秋田工業高等専門学校を卒業し
高知ファイティングドッグスを経て
2020年ドラフト8位で阪神に入団
投手で右投げ右打ち
推定年俸は8200万円
石井 大智(いしい だいち)選手は
1997年年7月29日生まれの28歳で
秋田県秋田市出身です。(2025年8時点)
小学校3年生の時に野球を始めます。
中学生では投手や内野手で出場していました。
地元の高専秋田工業高等専門学校に進学
中学卒業後は秋田工業高等専門学校に進学。
この秋田工業高等専門学校はいわゆる
高専と呼ばれる学校で偏差値は60です。
設置学科は機械工学科・電気情報工学科
物質工学科・環境都市工学科があります。
石井選手は環境都市工学に進学しており
将来的には工業系の道に進みたかったそうで
野球は中学校で辞めようと思っていたそうです。
ですが野球は続けていました。
球速が向上して2年生からエースを任され
3年生の夏大会初戦は3安打完封勝利でした。
ですが2回戦で敗退してしまいます。
高野連の規定で4～5年生は大会出場資格が
ないため体力づくりに専念していたそうです。
4年生の時に就活で内定を得ていましたが
中学時代のチームメイトだった成田翔が
ロッテにプロ入りしたことがきっかけで
プロ志望を監督に伝えます。
四国の独立リーグのトライアウトに参加し
高知ファイティングドッグスの内定を得ました。
ちなみに学業では木造住宅の耐震性を
研究テーマに選び上位1/4の成績で
まさに文武両道だったことが分かります。
地元を離れ高知ファイティングドッグスへ
2017年11月に実施されたアイランドリーグの
ドラフトに高知から4巡目で指名され入団します。
背番号は17でした。
監督は入団時は球速が137kmでプロは厳しいと
思っていたそうです。
2018年21試合に登板し2勝4敗防御率2.08で
みやざきフェニックスリーグの
四国選抜に選出されます。
2019年は18試合に登板し6勝5敗防御率1.50で
122三振を奪い奪三振王を獲得します。
ストレートの球速も最速151kmを記録します。
2年連続で四国選抜にも選出されます。
2020年は17試合に登板し6勝7敗防御率1.69で
球速も最速153kmと自己最速を更新します。
NPB10球団から調査届が届きます。
この年のドラフトにて阪神から8巡目で
指名され入団します。
高等専門学校卒業者及び
国立高等専門学校出身者では史上初でした。
同期は佐藤輝明選手、伊藤将司選手
中野拓夢選手などがいます。
阪神に入団し安定した成績を残す
石井選手は阪神に入団した2021年に
1軍メンバーとしてシーズンをスタートします。
ですが開幕戦で登板しますがリードの展開で
同点打を打たれた苦いデビューとなります。
その後も1軍と2軍の行き来を繰り返しました。
2022年は中継ぎ投手として18試合に登板し
防御率0.75と成績が良化しました。
2023年5月11日に初勝利となり
NPB初の高専卒の勝利投手なります。
ですが翌日に腰痛として登録抹消となります。
腰痛の原因は疲労骨折だったようです。
ですがこの年阪神はリーグ優勝・日本一まで
登り詰めクライマックスや日本シリーズに
石井選手は登板し勝利に貢献しています。
2024年も変わらず安定した投球を続け
9・10月は14試合に登板して
月12回2/3を無失点で間防御率0.00の成績で
月間最優秀選手に選出されました。
2025年は6月6日のオリックス戦に登板した際
打球が頭部に直撃し救急車で搬送されるという
とても心配な出来事がありましたが
7月1日に1軍に戻ってくると安定した投球を
続け救援陣を支えています。
監督推薦でオールスターにも出場しました。
そして8月9日の試合で藤川監督に
NPB連続無失点イニング記録に並びました。
高専を卒業し中継ぎエースへ
今回は石井投手の経歴をまとめました。
高専卒業生ということで学生時代は
文武両道だったことも分かりました。
現在NPB連続無失点イニング記録に並び
次の試合で無失点に抑えれば日本記録です。
石井選手を是非応援したいと思います。
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