渡辺勇大がミックスダブルス専門なのは何故?男子ダブルスでは実力不足?

大熱狂の後に幕を閉じたパリオリンピック。

そんなパリオリンピックでバドミントンミックスダブルスで銅メダルを獲得した「ワタガシペア

その「ワタガシペア」の解散が発表されました。

東野選手は今後もう1つの目標である女子ダブルスで世界の頂点を目指すとのことでした。

一方渡辺選手は引き続きミックスダブルス専属で活動していくようです。

ここで疑問が生まれます。

渡辺選手は何故男子ダブルスで試合に出ないの?

この疑問を今回は解決していきたいと思います!

目次

渡辺勇大選手について

まずは渡辺勇大選手についてまとめます。

プロフィール

https://www.biprogy.com/badminton/team/yuta.html

1997年6月13日生まれの27歳です。(2024年時)

東京都出身で出身校は中学校は地元から離れた「富岡町立富岡第一中学校」「猪苗代中学校」を卒業し

高校も福島の「福島県立富岡高校」を卒業。

卒業後に2016年に日本ユニシス(現BIPROGY)に所属しました。

渡辺選手は日本のバドミントン選手では少ないプロ選手です。

日本のバドミントン選手はほとんどが実業団選手として活動しています。

※実業団選手は企業と正社員契約を結んでいるためその企業から給料が支払われるます。

 そのため怪我などをしても生活は保障されています。

 一方プロ選手は契約社員として練習場などを提供してもらっています。

 より高みを目指すため練習に集中できる環境を置くことができます。

 しかし給料は発生しないので賞金やスポンサー料などで生活するようなイメージです。

そんな渡辺選手は身長167cm、体重は60kgやや小柄です。

ですが今回のオリンピックでは見事銅メダルを獲得しました。

実績

渡辺選手は小学生からバドミントンをはじめました。

しかし富岡第一中までは実績がありませんでした。

2012年その富岡第一中で1学年上の東野選手とミックスダブルスを組みます。

ここから2024年のペア解散までの縁となります。

中学時代は団体戦こそ優勝の成績を残していますが怪我の影響もあり

個人での入賞はありませんでした。

その後進学した富岡高校では1年生から大活躍します。

1年生ながら高校選抜でダブルスで優勝しました。

2年生では全日本ジュニア・高校選抜でシングルス、ダブルスの二冠を達成します。

3年生でインターハイシングルス、ダブルスの二冠を達成します。

また全日本総合のミックスダブルスで3位入賞を果たします。

全日本総合は国内最高峰の試合で社会人を含む大会で学生ながらこの成績は見事です。

高校卒業後は日本ユニシス(現BIPROGY)に所属します。

ミックスダブルスのペア東野選手も同チームに所属です。

そこで当時日本代表だった遠藤大由さんのペアに大抜擢されます。

そしてペア結成から3か月で準優勝を果たします。

同年のミックスダブルスでは優勝しています。

ここからミックスダブルスは4連覇を達成します。

世界大会でも日本人のダブルスプレイヤーとして初めて優勝を飾るなど

国内だけでなく世界でも活躍し日本を代表する選手となります。

最高ランクは日本ランキングは男子ダブルス・ミックスダブルスともに1位

世界ランキングは男子ダブルスで1位、ミックスダブルスでは4位です。

実業団入団の2016年から遠藤選手が引退する2022年まで2競技で世界のトップ戦線で活躍していました。

下記に渡辺選手の実績をまとめました。

国内試合

  • 2020 全日本総合選手権大会 混合ダブルス優勝(4連覇)
  • 2020 全日本総合選手権大会 ダブルス優勝(2連覇)
  • 2019 全日本総合選手権大会 混合ダブルス優勝(3連覇)
  • 2019 全日本総合選手権大会 ダブルス優勝
  • 2018 全日本総合選手権大会 混合ダブルス優勝(2連覇)
  • 2018 全日本総合選手権大会 ダブルス準優勝
  • 2017 全日本総合選手権大会 ダブルス優勝
  • 2017 全日本総合選手権大会 混合ダブルス優勝
  • 2016 全日本総合選手権大会 ダブルス準優勝
  • 2016 全日本社会人大会  ダブルス優勝
  • 2016 全日本社会人大会  混合ダブルス優勝
  • 2016 日本ランキングサーキット  ダブルス優勝
  • 2016 日本ランキングサーキット  混合ダブルス優勝
    (2連覇)
  • 2015 全日本総合選手権大会 混合ダブルス第3位
  • 2015 インターハイ シングルス優勝
  • 2015 インターハイ ダブルス優勝

国際試合

  • 2024 パリオリンピック 混合ダブルス第3位
  • 2024 全英オープン 混合ダブルス準優勝
  • 2024 マレーシアオープン 混合ダブルス優勝
  • 2023 第19回アジア競技大会(2022/杭州) 混合ダブルス準優勝
  • 2023 世界バドミントン選手権 混合ダブルス第3位
  • 2023 ダイハツジャパンオープン 混合ダブルス優勝
  • 2023 インドネシアオープン 混合ダブルス準優勝
  • 2023 シンガポールオープン 混合ダブルス準優勝
  • 2023 インドオープン 混合ダブルス優勝
  • 2023 マレーシアオープン  混合ダブルス準優勝
  • 2022 ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン 混合ダブルス準優勝
  • 2022 世界バドミントン選手権 混合ダブルス準優勝
  • 2022 インドネシアオープン 混合ダブルス準優勝
  • 2022 アジア選手権2022 混合ダブルス第3位
  • 2022 全英オープン 混合ダブルス優勝(2連覇)
  • 2021 世界バドミントン選手権 混合ダブルス準優勝
  • 2021 ワールドツアーファイナルズ 混合ダブルス準優勝
  • 2021 インドネシアオープン 混合ダブルス準優勝
  • 2021 インドネシアマスターズ 混合ダブルス第3位
  • 2021 フランスオープン 混合ダブルス優勝
  • 2021 デンマークオープン 混合ダブルス優勝
  • 2021 東京オリンピック  混合ダブルス第3位
  • 2021 東京オリンピック ダブルス第5位
  • 2021 全英オープン 混合ダブルス優勝
  • 2021 全英オープン ダブルス優勝(2連覇)
  • 2020 全英オープン ダブルス優勝
  • 2019 ワールドツアーファイナルズ ダブルス準優勝
  • 2019 香港オープン 混合ダブルス優勝(2連覇)
  • 2019 アジアバドミントン選手権 ダブルス優勝
  • 2019 ドイツオープン ダブルス優勝
  • 2018 韓国オープン ダブルス優勝
  • 2018 全英オープン  混合ダブルス優勝

渡辺選手が男子ダブルスで活動していない理由

渡辺選手は上記で述べたようにミックスダブルスだけでなく

男子ダブルスでも世界トップレベルの実績があります。

そんな渡辺選手が現在男子ダブルスで活動してない理由は

ミックスダブルスとの掛け持ちが負荷になるから

だと考えられます。

大会に出場するためにはランキングが関係します。

大会で優勝すると順位によってポイントが付与されランキングが変動します。

そしてランキングによって出られる大会のレベルが違います。

ランキングはペアの解散と共にリセットとなります。

渡辺選手が男子ダブルスとミックスダブルスを兼任していた時期には

どちらのランキングも一緒に上がっていったため同ランクの試合に出場可能でした。

しかし遠藤選手の引退で男子ダブルスのランキングは一旦リセットとなりました。

つまりゼロからのスタートです。

しかしミックスダブルスでは世界トップのままでした。

ランキングごとに大会が異なり開催場所も違い掛け持ちは厳しくなりました。

さらに兼任するためにはほかの選手以上の練習もしなければなりません。

同じダブルスでも男子ダブルス、ミックスダブルスでは練習も異なります。

世界の頂点を獲得するためには1競技に

時間を充てたほうがほうがよいと考えているのかもしれません。

まとめ

今回は渡辺選手が何故ミックスダブルス専属なのかについてまとめました。

渡辺選手の実力不足などではなく1競技に絞り世界を目指すためと考えられます。

実力に関しては男子ダブルスでも世界を狙える選手です。

今後もミックスダブルスで世界を目指していくことでしょう。

ただ東野選手との解散も発表されたこのタイミングなら

再び男子ダブルスと同時に世界を目指す渡辺選手も見てみたいところです。

渡辺選手の今後の活動に注目したいです。

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この記事を書いた人

兵庫県在住のたいがと申します。
エンタメ情報に興味があり本ブログを運営しております。
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